こんにちは。横須賀ゼミナールの森友(@yokosuka_semi)です。

新型コロナウイルス感染拡大防止のために緊急事態宣言が発令し、3月からの約7週間、中学校が休校になり、例年とは大きく異なった状況が続いています。

高校入試についても不安に感じている受験生、保護者の方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は来春実施される2021年度(令和3年度)の神奈川県公立高校入試についてご紹介します。

入試の出題範囲に変更は?

2021年度の高校入試については、5月に文部科学省から都道府県の教育委員会などに配慮を求める通知が出されました。

参考:来年度高校入試は柔軟対応 県教委「生徒の利益最大限に」(カナロコ)

6月初めには、東京都や奈良県は出題範囲を縮小することを発表し、入試に出題する範囲を約7ヶ月で学習できる量に削減(3年生の後半の学習内容を除外)しました。

神奈川県も「中学校で学習していないことは出題しない」という前提にたち、調整を行ってきました。

数学・理科・社会では出題範囲を削減

数学、理科、社会については、入試日程までに全ての学習内容を学ぶことは難しいと判断されました。

次の内容(当該各教科の教科書において最後に学習する内容)について出題範囲から除かれます。

  • 数学:「資料の活用(標本調査)」
  • 理科:「科学技術と人間」「自然と人間」
  • 社会:「私たちと国際社会の諸課題」

いずれも中学3年生で学習する内容ですが、もともとそこまで出題頻度の高い単元ではありません。

英語・国語では英単語と漢字の出題方法を変更

英語、国語については、3年間を通して繰り返し学ぶという教科の特性から、特定の学習内容を出題範囲から除くことは難しいと判断されました。

しかし、英単語および漢字については中学校で使用する教科書によって学習する順番が異なることから、英単語や漢字を問う問題(読み・書き・意味)において、中学3年生で学習する英単語および漢字は出題範囲から除かれます。

ただし、全く出題されないというわけではなく、英単語には注釈を表記、漢字にはふりがなを表記する形式で出題されます。

参考:令和3年度神奈川県公立高等学校入学者選抜等における学力検査の出題範囲等について(神奈川県教育委員会)

入試への影響はある?ない?

どの科目も一部の範囲が出題されない程度で、例年と出題傾向も変わらず、入試への影響は少ないと思われます。

過去数年分の入試問題を見ても、削減された範囲に該当する問題は多くはありませんので、例年と変わらないスケジュールで入試へ向けた勉強を進められるでしょう。

東京都や奈良県のように主要な単元が出題されない場合、過去問や受験対策用テキストが使えない恐れもあり、使用する場合は出題範囲かどうかを見極める必要もありました。

そう考えれば、神奈川県の対応は受験生にとって「良かった」と言えるでしょう。

まとめ やるべきことを丁寧に取り組もう

入試の日程については例年からの大きな変更は無く、令和3年2月15日(月曜日)に行われる予定です。

参考:令和3年度神奈川県公立高等学校の入学者の募集及び選抜の主な日程等について(神奈川県ウェブサイト)

入試までの時間は全員同じ、条件も同じです。

例年と違う状況に置かれ不安や悩みもあるとは思いますが、あまり悩みすぎず、目の前の勉強に丁寧に取り組みましょう。