こんにちは。横須賀ゼミナールの森友(@yokosuka_semi)です。

「高校進学を視野に入れて、偏差値を上げたい」という中学生と保護者のみなさまも多いと思います。

そこで、今回は「偏差値を上げるための勉強法」をご紹介します。

偏差値の仕組みや、学習のスタート時期などにも触れていますので、興味をお持ちの方はぜひ参考にしてください。

偏差値とは?

学力を測る際に使われる指標は、「点数」と「順位」だけではなく、「平均点との比較」や「偏差値」があります。

偏差値は、ある集団の中で位置を知るときに使う数値で、平均点が偏差値「50」になり、それを基準にして上もしくは下という見方をします。

偏差値は試験を受けた人数によって信ぴょう性が増し、複数の試験の結果を比べる際に、「偏差値」をみることで、平均点の異なるテストであったとしても、成績を見比べることができるのです。

また、偏差値から得意教科・苦手教科を知ることも可能です。

偏差値を上げる各教科の学習方法のポイント

「偏差値を上げる」ことを考えた時、「40から50に上げる」のと「60から65に上げる」のでは、勉強の質や量が異なります。

「50」は平均なので、「40から50に上げる」場合には、基礎の見直しを徹底して行い、平均点をとれるように目指しましょう。

「60から65にあげる」場合には、基礎的な知識の取りこぼしを防ぐだけではなく、応用問題でいかに得点を取るかが大切です。

そのため、偏差値が「50」以下のお子さんはまず基礎学力を身に着け、「50」近辺のお子さんは基礎を完璧にし、「60」以上を目指すお子さんは応用力を高めることが重要です。

国語

偏差値 40 → 50

まず取り組むべきは「漢字」です。やればやるほど身につきますし、点数に結びつきやすい項目です。

国語がニガテな人は漢字をカンペキに覚えることから始めましょう。

偏差値 50 → 60

多くの中学生がつまずくポイントは長文読解です。 長文読解が苦手な人は、長文を読むことに慣れていないケースが多いです。

テストの際は内容にざっと目を通し、「いつ・どこで・誰が」を明らかにしましょう。

「これは誰の言葉かな?」「どこの話かな?」1場面ずつイメージできれば、物語のポイントも自ずと見えてきますよ。

数学

偏差値 40 → 50

つまずいているポイントまでさかのぼって復習しましょう。

たとえそれが前の学年までさかのぼることになったとしても、恥ずかしいことではありません。数学は前の単元が理解できていないと、次の単元が全く分からないこともあります。

例えば「正の数・負の数」が理解できないうちから、カッコを使った四則演算は解けません。

分からないポイントが分からないときは、自分が分かるところがどこまでなのかを確認してください。それ以降を復習しましょう。

偏差値 50 → 60

応用問題が解けることが必須です。

解けない問題は、まず解説を読みましょう。解説を読んで理解できるなら、どれだけ難しい応用問題も順を追って計算式をつなげていけば必ず解けます。

もし解説を読んでも理解できないなら、塾や学校の先生に質問してみましょう。

英語

偏差値 40 → 50

英単語を暗記しましょう。英単語を覚えてしまえば、定期テストで常に10点は取れます。

覚え方は①発音②イメージ③意味を覚える④書き取りの4段階がオススメです。

教科書を見ながら音声を聞いて自分で口に出して発音を覚えます。発音しながら、その言葉のイメージを思い描きます。

一通り発音とイメージを繰り返したら、ノートを用意して書き取りの練習です。まず英語を見ながら日本語の意味を答えていきましょう。

最後に、日本語を見ながら英語の書き取りができれば完了です。

偏差値 50 → 60

国語と同じく長文読解がカギを握ります。

授業ではそれほど長い英文を読む機会がありませんので、洋書を2、3冊購入して読んでみましょう。そのとき、単語がいくつか分からなくても調べずに読み進めてください。

ラダーシリーズがオススメです。レベルの低い本から始めて、何度も読んで英文に慣れましょう。

理科

偏差値 40 → 50

重要単語をまずは覚えましょう。問題集や教科書を使って、単語とその言葉の意味するものを紐付けて覚えていきます。

例えば、植物の「花弁」がどこにあるのか、図に書いて示してみる、または教科書の該当箇所を指を指して覚えるなど、イメージや図に頼って覚えましょう。

偏差値 50 → 60

理科は、物理・化学・生物・地学と大きく4つの単元から構成されています。自分が苦手な単元を意識して勉強しましょう。

苦手な人が多いのは「目に見えない現象」です。圧力や浮力、電流、原子や分子など、実際に目で見て実感できない現象の勉強はとても大変ですね。

可能な範囲で実験器具を揃えて具体的に目で感じる、想像力を働かせる、もしくは完全に割り切って理解はせず「こんなもんだ」と割り切る。

どれを選んでも構いません。自分が勉強しやすい考え方を試してください。

社会

偏差値 40 → 50

社会はほとんどが暗記です。クイズと考えて取り組みましょう。まず問題集を3枚ほどコピーします。そのうちの1枚に、赤ペンで解答を書き込んでください。

考えて書くのではなく、答えを見てそのまま写してください。それを机の前やトイレなどに貼っておきます。日常のことあるごとにその用紙を眺めて覚えるのです。

だいたい覚えられたと思ったら、予備のコピーに答えを書いてください。今度は解答を見ずに、自力でやってみましょう。

これを繰り替えすだけで、あまり苦にならずに社会の偏差値が上がります。

応用力をつけるためには、自分の言葉で事象を説明できるようになることが重要です。

偏差値 50 → 60

クイズ形式の丸暗記では、社会科を全て理解することはできません。

そこで次の段階では、物語をイメージします。

例えば歴史では、細かい年代は覚えずに、旧石器時代から現代に至るまでの人類の道のりをストーリー形式で思い描くのです。

旧石器時代には打製石器と呼ばれる石を割って作った道具を使っていましたが、あるとき賢い人が現れて石を磨くことを思いつきました。それが磨製石器で、新石器時代に突入したタイミングです。

このようにストーリーにすると、マンガや小説のように頭に入りやすく残りやすいです。覚えたストーリーを友達に披露すると、さらに覚えられますよ。

偏差値を上げるには早いうちからの毎日の学習習慣が必要

ご紹介したように、偏差値「50」である平均点を取り、その上を目指すためには、早い内から毎日の学習習慣を身に着けることが大切です。

勉強は、投下時間に比例するように成績が伸びていくお子さんが多くいます。

苦手科目が克服できない場合には、不得意な単元と向き合う時間が不足しているケースが多いのです。

「わかるまで何度でも向き合い、じっくりと学習して理解する」ためには、勉強時間をしっかりと確保することが必要不可欠です。

そのためにも、中学1年生などの早い段階から高校進学を見据えて、毎日勉強する習慣を身に着けられると良いです。

取り組みが早ければ早いほど、苦手科目や不得意な単元に向き合える時間が長くなり、結果として苦手を克服した状態で高校受験にのぞむことができる可能性が高まります。

まとめ 偏差値を上げるにはコツコツと努力が必要

ご紹介したように、偏差値を上げるためには「基礎学力」と「応用力」が重要です。

基礎的な学力を定着させるためにも、毎日コツコツと勉強する習慣を中学1年生の内から身に着けておきましょう。

学習習慣をつけるために学習塾を利用することもオススメですよ。