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「偏差値が良いから上の学校を狙える」と言われたけど、どういう意味か知りたい!
こんな質問を受けることがあります。
実は「偏差値」は、受験のための指標として重要な数字です。
そこで今回は「偏差値」の意味と、自分で算出する方法についてご紹介します。
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「偏差値」とは?
模試を受けた際などに書いてある「偏差値」ということば、正しく理解していますか?
実は、「偏差値」を知る機会はなかなかありません。
自分の「偏差値」を知るのは、高校受験を前にして塾で模擬試験を受けてから、というパターンが多いのではないでしょうか?
「偏差値」の良い悪いって?
なんとなく、「偏差値」は高い方が良いということは知られています。
具体的に言うと「 偏差値 50 = ちょうど真ん中の成績」です。
そして、テストごとの得点と平均点によって「偏差値」は変わってきます。
という現象も起こります。
Xの場合、「平均 85 点のテストで自分は 82 点だった」
Yの場合、「とても難しいテストで、 31 点しかとれなかったけれど、平均は 12 点らしい」
この場合、Yの「偏差値」の方が高くなるのがわかるでしょうか?
平均点と自分の得点の差分、それが「偏差値」です。
- 51 以上なら平均以上
- 49 以下なら平均以下
になり、得点の上下にかかわらず「偏差値」が低い場合は、あまり喜んでいられません。
また、試験を受けた生徒の数や学力によっても違いが出ます。
これを知ることで、同じ模試を受けた全員の中で、自分がどれくらいの実力なのかがわかります。
「偏差値」はどう役に立つ…?
「学力試験の点数は大事」「でも、偏差値も考えないと…」
こう言われるのはなぜでしょうか?
テストの点だけでは成績がわからない
試験は、毎回問題が変わります。
そして出題の難易度や試験を受けた生徒の数など、色々な要素が絡むので、平均点は毎回同じではないのです。
常に平均点が同じテストを作り続けることはできません。
だから、試験をいくつか受けて自分の点数の推移をみていっても、学力が上がったか下がったかを知ることはできないのです。
では、点数ではなく「偏差値」で比較してみると?
「偏差値」は出題内容に左右されることがありません。
受験者全体と比べた自分の実力を知ることができます。
全く同じ点数だったとしても、それぞれの試験を受けた人の平均点が異なれば「偏差値」は変わるということですね。
「偏差値」は自分で計算できる?
「学校のテストでも、偏差値がわかればいいのに」
確かに、学校内でどのくらいの成績なのか知っておくと、勉強の励みにもなりますよね。
でも、「偏差値」は一体どう計算されているのでしょうか?
「偏差値」の計算方法は?
「偏差値」を出すときには、以下の公式を使います。
偏差値 =「( 得点 - 平均点 )÷ 標準偏差 × 10 」に 50 を足す
標準偏差を出すには、全員の試験結果を知る必要があるのでこれを知ることはできません。
「おおよその偏差値」なら平均点があれば出せる!
正確な「偏差値」を出したいなら、まず模試を受けてみましょう。
でも、そんなに正確でなくても、十分受験の参考になるんです。
おおよその偏差値 =「 ( 得点 - 平均点 ) ÷ 2 」に 50 を足す
この計算方法でも、高校受験の参考にするには十分です。
正確な「偏差値」とは誤差があるものの、現状の学力や目安を知るためであれば、この求め方で充分通用しますよ。
模試の「偏差値」をどう考えれば良い?
模試を受けると、正確な「偏差値」を知ることができます。
それをどう活かすかが、受験生にとって重要になってきます。
当塾では、神奈川県内20,000人の中学3年生が参加する県内最大級の合格判定模試、「神奈川全県模試(全県模試)」を採用しています。県内多数の中3生が受験していますので、全県模試の「追跡調査」の数値は豊富なデータにもとづき、とても信ぴょう性が高いです。
受験校選びの参考に
模試では、たくさんの受験生が同じテストを受けているので、自分が今年の受験生の中でどの程度の位置にいるのかを「偏差値」で確認することができます。
それを元に、合否判定(合格圏内かどうか)が出てくるのです。
こんな風に、「偏差値」は受験校の選び方の参考にもなるのです。
横須賀・三浦地区の高校だと、偏差値65で「横須賀高校」、55で「横須賀大津」「横須賀総合」、50で「逗子」「津久井浜」を狙えそうです!
定期試験と模試、どちらも受験に活かそう
正確な「偏差値」がわかる模試を受けられる機会は、そう多くはありません。
そのため、学校の定期試験などでも「偏差値」を出していくことをオススメします。
自分の学力が今どのくらいなのか、他の生徒と比べてどうなのかをある程度知っておきましょう。
自分の実力を知っておくことで、どの教科に力を入れるべきかという時間配分や、勉強時間の割り振りなどを、効率的に決めることができます。
勉強計画を立てるとき、テストの点だけに注目してしまうのは避けたいところです。
まとめ 「偏差値」に振り回されない高校選び
ここまで「偏差値」の大切さをお話ししましたが、受験の合否は「偏差値」だけで決まるわけではありません。
もう1つ、重要なお話があります。
それは、「偏差値が高い高校が、自分にとって良い高校とは限らない」ということです。
内申点や校風、学科など、志望校を決めるための要素はたくさんあります。
「偏差値」は参考に留め、数値に振り回されないことが大切です。
「偏差値」だけに注目するのではなく、よりよい高校生活を送りたいという視点で志望校を選んでいきましょう。