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2021年10月28日、2022年度(令和4年度)の神奈川県内の公立高等学校の募集定員が発表されました。

募集定員は受験倍率を知るための大事な情報です。そこで今回は、前年度と比べてどう変わったのかを知りたいという方のために、詳しい情報をご紹介します。

「横須賀・三浦地区」の高校受験を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

参考:令和4年度神奈川県公立高等学校生徒募集定員について

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神奈川県の高校受験はどんな制度?

この地区での受験が初めて、もしくは久しぶりという方もいらっしゃると思います。神奈川県の入試制度は、2013年度から変更されていますので、まずその点に注意してください。

【共通選抜】は、文部科学省の新しい学習指導要領にもとづいた「新たな学力」を的確に把握するための入試制度です。

おおよその変化、内容は次の通りです。

  • 全課程(全日・定時・通信制)で「共通選抜」を実施
  • 過去の入試制度の問題点である長期化、複雑化の改善
  • 選抜の機会は1回(前期・後期選抜を一本化)
  • 受験生全員に学力検査と面接の機会がある
  • 一部の高校で実施されていた、いわゆる「独自問題」を廃止

2022年度の神奈川県内は、全体で828人定員“増”

2022年度は、前期・後期という分割をなくした「共通選抜」になってから10年目となります。

県内の中学校の卒業予定の生徒は67,079人、 2021年3月卒業者は65,159人でしたので、昨年度から比べると1,920人の増加が見込まれます。

全日制高校の募集定員は、計146校(昨年146校)、41,107人(昨年40,279人)を募集します。前年度と比べて、828人の増加となっています。

【県立・市立別】

  • 県立132校 37,742人(828人増)
  • 市立14校  3,365人(増減0)

【学科別】

  • 普通科  33,489人(700人増)
  • 専門学科 5,510人(8人増)
  • 総合学科 2,108人(120人増)

横須賀・三浦地区の募集定員の増減は?

ここまでは神奈川県全域のお話です。さらにここから、横須賀・三浦地区に絞って見ていきましょう。

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逗子高校 募集停止

逗子高校は、2023年度(現中2生が受験する年度)の高校改革が予定されています。それに向けて、昨年度から「逗子高校」は募集を停止し「逗葉高校」との統合準備を始めています。

横須賀工業高校 建築科が新設

これまで工業教育の専門学科として長い歴史のある横須賀工業高校に、新たな学科である建築科が新設されます。地域や産業界からの要望を踏まえ、これからの建設系技術者等の需要に応える教育の充実を目標としています。

海洋科学高校 学科改編

神奈川県唯一の海洋科学科である海洋科学高校では、2022年度より学科が改変されます。これまでは「一般コース」「船舶運航コース」の2学科でしたが、「船舶運航科」「水産食品科」「無線技術科」「生物環境科」の4学科から選択できるようになります。

他にも「高校改革」がある?

2016年1月「県立高校改革実施計画」が神奈川県教育委員会から公表されました。2016~2027年度までの12年間で、以下3点を柱とした高校改革が行われます。

  1. 質の高い教育の充実

    すべての生徒に自立する力・社会を生き抜く力を育成する。生徒の個性や優れた能力を伸ばす教育に取り組むなど。

  2. 学校経営力の向上

    学校の教育目標の着実な達成をめざす学校経営に取り組む。地域の新たなコミュニティの核となる学校づくりを進めるなど。

  3. 再編・統合等の取組み

    少子化社会における適正な規模等に基づく県立高校の再編・統合に取り組むなど。

実施計画は4年ずつで、今年度(2022年度)は改革実施計画のⅡ期に該当します。

そして、2019年度は「共通」の特色検査が実施されました。実施校は、学力向上進学重点校(4校)と「希望ヶ丘高校」「横須賀高校」「平塚江南高校」の3校です。

来年(2023年度)以降の予定では、

  • 逗葉高校と逗子高校が統合し、新しい高校として募集を開始

という計画となっています。

まとめ 少子化の波は神奈川にも

年々減少している15歳人口。そして神奈川県の中でも横須賀・三浦地区は、中学3年生の人数が年々減少傾向にあります。

それに伴い高校全体の募集定員も減っていて、例年、実質倍率は1.10倍~1.30倍となります。

募集定員の増減に一喜一憂するのではなく、進学したい学校を志望校とし、最後まであきらめずに全力を出し切りましょう。

受験生の皆さんにとって悔いのない結果となるように応援しています。

受験を控えている中1・中2生の皆さんは、合否を分ける大きな要素となる「内申点」をしっかり押さえることが大切です。入試に向けて、テストの点のみならず、総合的な実力をつけていきましょう。

学校の定期試験だけではなく、多くの受験生が参加する模擬試験で、自分の「偏差値」を知っておくことも大切ですよ。