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神奈川県の高校受験で志望校に合格するには、「調査書」に書かれる「内申点」を意識する必要があります。これは、公立高校・私立高校のどちらも変わりません。
今回は、横須賀での高校受験を控えた中学生やその保護者の方々に、「内申点」についてご紹介します。
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「内申点」について説明できますか?
「内申点を上げないと」
受験ではよく言われますが、そもそも内申点が何かを説明しようと思うと難しいはずです。
「内申点」というのは、「教科の主な活動をまとめた評価」で中学校側が作成するもの。
そして、受験時に提出する「調査書」に記載され、公立高校の入試や推薦入試などの合否判定に用いられます。
といっても、内申点をどのように採用するかは、学校によって様々です。
中学校1年生からの成績を重視する高校や、受験直前の成績を重視する高校など、色々なんですね。
ところで、内申点というからには、それは「点数」になります。 次に、内申点の出し方も把握しておきましょう。
横須賀市(神奈川県)の「内申点」の算出方法
横須賀(神奈川県)で内申点を出すときは、以下の計算式が用いられます。
横須賀(神奈川県)の「内申点」の出し方
(第2学年の9教科の評定の合計)+(第3学年の9教科の評定の合計)× 2 = A
上記Aの計算結果を、100点満点に換算した数値をaとします。
このaのことを「内申点」と言います。
では、実際に計算してみましょう。
- 第2学年の9教科の評定の合計が36
- 第3学年の9教科の評定の合計が42
36 +(42×2)= 36 + 84 = 120 = A
そしてこの120点(A)を100点満点に換算します(120×135/100)。
※135は理論上の換算内申満点です
よって、a(内申点)は約 89 点ということになります。
公立高校を受験する場合の「内申点」の扱いは?
さて、神奈川県の公立高校では、全日制の課程を「共通選抜」として定員の100%の募集を行っています。
共通選抜について
- a=「内申点」
- b≒「学力検査」(当日の試験)
- c≒「面接」
を共通の検査として実施します。
その他、「特色検査」(各高校の特色に応じて総合的な能力や特性をみる検査)を実施する学校もあります。
全日制の「学力検査」では、国語・数学・理科・社会・外国語(英語)の5教科の試験を行うことが原則となっていますが、「特色検査」がある場合には、3教科まで減らすことがあります。
また、クリエイティブスクールでは「学力検査」は行いません。
「面接」は個人面接を、「特色検査」は実技検査、もしくは自己表現検査を行います。
【選考方法】
具体的にどのように合否が決まるかというと、
・a=「内申点」
・b=「学力検査」の結果の得点を合計し(一部学校では教科による重点化あり)100点満点に換算したもの
・c=「面接」の得点合計を100点満点に換算したもの
・d=「特色検査」の観点ごとの得点合計を100点満点に換算したもの
これらを利用して、合否判定が出されます。
私立高校を受験する場合の「内申点」の扱いは?
神奈川県では平成25年に公立高校の受験制度が変更されました。
そのため、私立高校の併願を行う生徒が増加しています。
さらに、特色のある入試制度を取り入れている私立高校が増えてきており、書類選考型入試を採用しているケースも珍しくありません。
私立高校の推薦入試はどんな形?
推薦合格を狙いたい場合には、推薦の基準を知ることが大事です。
詳細は5~9教科の「内申点」や欠席日数等で決められていますので、どの時点での内申点や欠席日数などの基準が採用されるのか、説明会などで確認しておきましょう。
私立高校の一般入試はどんな形?
それぞれ学校ごとに詳細が異なるため、入学したい学校について調べてみましょう。
たとえば横須賀学院高等学校の場合、2018年度の一般入試は計4種類の試験が行われました。
「書類選考」「筆記一般」「筆記選抜」「アビリティ」です。
「書類選考」は試験を受けることなく、提出した調査書だけで合否が決定します(このように、私立受験するときでも「内申点」は重要です)。
それに対して「アビリティ」は、調査書の数値を参考にせず、実力だけで合否を決定する形です。
まとめ 「内申点」を上げよう!評価をアップする方法は?
今回ご紹介したように、公立高校受験・私立高校受験ともに、「内申点」が重視されます。しかし、単に定期テストなど試験の点数を上げるだけでは「内申点」は上がりません。
授業態度も評価のうちだからです。
日々の授業を積極的な態度で受講するとともに、提出物を忘れないように心がけましょう。
授業中に発言するだけではなく、ノートをしっかりと取っておくことで、点数が良くなることもあります。
「内申点」を上げるためには、試験の点数を上げるだけではなく、興味・関心を持って授業に臨み、より良い提出物を期限通りに出していくことが大切です。