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「好きこそ物の上手なれ」ということわざを聞いたことがあるでしょうか?
勉強でもスポーツでも「自分が好きなものほど覚えが早いので、そのぶん早く上達する」という経験は、皆さんにもあるはずです。
言うまでもなく、成績を上げるためには、記憶力が大切です。
今回は“どうやって好きになって記憶するか”について、考えてみましょう。
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なぜ好きなら、上手になるの?
実は「好きこそ物の上手なれ」ということわざには、脳科学的な根拠があります。
私たちの脳には、感情を司る「偏桃体(へんとうたい)」という部位と、新しい記憶が保存される「海馬(かいば)」という部位があります。
海馬は、取り込んだ記憶を整理整頓してから、それらを長期記憶として大脳皮質にファイルするか、そのまま忘れてしまうか、という振り分けを行っています。
言わば、海馬は脳の門番の役割を果たしているのです。
扁桃体は海馬のすぐ隣にあり、好き・嫌いなどの感情を、海馬に伝えます。
そのため「感情に紐づけられた記憶」は海馬に”重要な情報”として認定されやすく、いつまでも大脳皮質の中で記憶にとどめられます。
記憶は、感情や情緒の働きに大きく影響されているのです。
好奇心を刺激する好きな科目の成績が良くなったり、大好きなコーチの指導によってスポーツが上手になるのも、扁桃体が海馬に影響して、物覚えがよくなるためであるといえるでしょう。
好きになろう!好きになるコツは?
感動する機会というのは、大人になるにつれて少なくなっていくものです。
子どものころは、見るもの聞くものすべてが新鮮で、毎分毎秒が感動の連続だったはずです。
ところが、私たちは成長すると、見聞きすることのほとんどは、すでに経験済みであったり、また経験していなくても今までの他の経験からおよその予想がついてしまうのです。
このようにマンネリに陥ってしまうと、心が大きく揺さぶられることが次第になくなっていき、結果的に記憶力が悪くなったように感じてしまうのです。
そうならないように、日ごろから感情を出す練習をしておきましょう。
感情に紐づけられた記憶は忘れにくい!
ちょっとした些細なことにも、「へぇ~!なるほど!」とか「それはすごいね!」などと言ったり、積極的に好きなところを見つけながら記憶していくと効果的です。
感覚や想像力を駆使して、自分の脳を大きく揺さぶりながら、覚えたいことを感情で紐づけしていくのです。
これを勉強に応用すると、例えば「テスト勉強のためにこれを覚えないといけない。面倒だなあ」と思うのではなく「これを学ぶことで私の人生はより良いものになるんだ」と言い聞かせて脳を錯覚させてしまうのです。
これを繰り返すことで、記憶したいものを、効率的に長期記憶にできます。
好きになって覚えても、年を取ると忘れてしまうの?
よく「年を取ると物忘れが多くなる」と言われますが、それは錯覚です。
記憶力は、子どもよりも大人の方が優れているという研究結果があります。
子どもに比べて、生きている時間が長い大人の脳には、膨大な数のデータが蓄積されています。
10個の中から1個を探し出す作業よりも、1000個の中から1個を探し出すほうが難しいように、多くの記憶の中から思い出したい記憶を探し出すのが難しいので「記憶力が悪くなった」という錯覚に陥ってしまっているだけなのです。
このような場合にも、感情に紐づけられた記憶は力を発揮します。感情がフックの役割を果たし、数多くある記憶の中から思い出したいものを見つけすくなります。
まとめ 好きなことは記憶しやすくなる!
「記憶するには、まず好きになろう」というお話でしたが、好きなものが増えると、それだけで毎日が楽しくなります。
重箱の隅をつつくように、良い部分を探して、見つかったときは素直に喜び、感情を表現してみてはいかがでしょうか。
脳と一緒に、だまされたと思って試してみてください。
好きになることを楽しめば、記憶はついてくるものです。