森友@横須賀ゼミナール

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以前、読書好きになってもらうための3つのヒントという記事を書きました。

さて、子どもに読書をさせると良いということは、よく耳にするのではないでしょうか。

そこで今回は、読書をすると具体的にどんな効果があるのかについてお話ししていきたいと思います。

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読書をする意義

読書の効果に関する言及や文献や研究を整理すると、読書に期待される効果は「心理的側面」と「学力的側面」に関連した内容が見られます。

この2つの側面について順を追って説明します。

心理的側面への影響

まず、心理的側面ですが、感受性、自己形成、共感性、耐久力といった心の成長が挙げられます。

そして、ストレス軽減や心の落ち着きにも効果があると言われています。

学力的側面への影響

また、学力的側面においては、読解力、想像力、思考力、表現力の向上や知識の獲得といった学力の向上や、学習意欲の向上が挙げられます。

具体的な学力の向上が見込める教科は意外なことに、Benesseで「国語」よりも、「算数」に強い影響があることが明らかになりました。

そして、「算数」ほど強くないものの、「社会」でも読書量による学力向上の効果が見られたとのことです。

参考:読書が算数の学力に影響?—読書量と学力の関係を考える

以上から、「理数系に育てたいから本を読ませる必要がない」という考え方は、考え直しても良いかもしれません。

また、インプットやアウトプットが増えることで、アイディアが浮かびやすくなるとも考えられています。

近年は、めまぐるしいIT技術の発達によって社会は変化が激しく、常に新しい道の課題に試行錯誤しながら対応することが求められる時代になると言われています。

それにより、文部科学省の「新学習指導要領・生きる力」でも、「基礎的・基本的な知識・技能の習得の重視」と「思考力・判断力・表現力等の育成の重視」を2大目標とした解説がなされています。

こうしたことからも、読書はこれからの社会に生きる力を養う上で必要不可欠であると言えるのではないでしょうか。

子どもに本を読ませたい時にどうすれば良い?

しかし、子どもに無理やり本を読ませようと思っても、なかなかうまくいきません。

可能であれば、自発的に本を読むようにさせたいところですよね。

どのようにすることで、子どもは本を読むようになるのでしょうか。

これを考えるにあたっては、慶應義塾大学大学院教授の汐崎氏の研究を参考にすることができます。

汐崎氏は、子どもの「本が好き」という意識が、いつ・なにをきっかけに生まれたのかということを研究しています。

この研究によれば、子どもが本を好きになったきっかけは親が51.2%を占めており、家庭に本が多くあること、母親が本好きであることが、大きな要因となっているようです。

つまり、母親が本を読んでいる姿を子どもに見せることで、子どもが本に関心を寄せる可能性があるということです。

これは本だけでなく、勉強も同様のことがよく言われています。

また、読書への意欲は、読書環境が強く関係していると言われていますので、子どもが本を読みやすい環境を整えることも重要であると考えられます。

まとめ 子どもに本を読ませよう

読書は「心理的側面」と「学力的側面」で大きなメリットがあります。

本を読むことは、結果的に学力につながり、ストレス軽減効果もあるので、ぜひ息抜きに本を読ませてみてください。

電車の移動時間などの隙間時間に読むのも有効です。