森友@横須賀ゼミナール

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今日、教育現場では「指導者中心の画一的な指導」から「子どもたちの主体性を尊重し個性を伸ばす指導」への転換期を迎えています。

そこで今回は、当塾で実践している「学習個性」に合わせた勉強法をご紹介します。

自分に合った勉強法がわからないと悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。

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例題)方程式の利用

さっそくですが、皆さんはこの問題をどう考えますか(考えていましたか)?

【問題】1本50円の鉛筆と1本90円のボールペンを合わせて15本買ったところ、代金は1030円であった。鉛筆を何本買ったか。

これは、中学1年生で学習する「方程式の利用」に関する問題です。

これから「学習個性」に合った、個性を活かした考え方(学習スタイル)を説明します。

皆さんの考え方は、いずれかの「学習スタイル」に当てはまるはずです。

ご自分(お子さま)がどのタイプに当てはまるか、考えながら読んでみてください。

以下の内容をより理解するためにも、この問題を解いてからご覧ください。

ゴール重視(全体を一度にとらえ、要点をおさえるタイプ)

問題文を方程式で表し、それを解いて答えを求める。

そのために・・・

  1. 鉛筆の本数をx本とおく
  2. 代金をxの式で表し、方程式をつくる
  3. 方程式を解く

このような「目的と方法」を考えたあなたはゴール重視型です。

鉛筆の本数をx本とすると、 合わせて15本だから、ボールペンの本数は(15-x)本

鉛筆の代金は50円のx本だから、50x円

ボールペンの代金は90円の(15-x)本分だから、90(15-x)円

代金は合わせて1030円だから、50x+90(15-x)=1030

方程式を解くと、x=8

このときボールペンは7本となるから、x=8は条件に合うぞ。

だから、答えは8本だ!

ゴール重視型のあなたは「目的を設定し、それから段取りを考える」勉強方法が合っています。

まず全体の構造や主旨を理解することから始めることで、この「全体把握」の力を活かすことができます。

プロセス重視(順を追って理解、処理するタイプ)

考える手順は・・・

  1. (1)鉛筆の本数をx本とおく
  2. (2)ボールペンの本数をxの式で表す
  3. (3)鉛筆とボールペンのそれぞれの代金の和を式で表す
  4. (4) (3)と合計の代金の値を『=』でむすんで方程式をつくる
  5. (5)方程式を解いて、解が問題の条件に合うか調べる

このような「考える手順」を考えたあなたはプロセス重視型です。

(1)鉛筆の本数をx本とおく

(2)鉛筆とボールペンを合わせると15 本であるから、ボールペンの本数は(15-x)本

(3)鉛筆の代金は50 円のx本だから50x円、ボールペンの代金は90円の(15-x) 本だから90(15-x)円

(4)代金は合わせて1030円だから、50x+90(15-x)=1030

(5)方程式を解くと、x=8。このときボールペンは7本となるから、x=8は条件に合う。よって、8 本だ!

プロセス重視型のあなたは「段取りを理解した上で、目的に辿り着く」勉強方法が合っています。

順を追って考えを積み上げることで、この「順次把握」の力を活かすことができます。

パターン重視(学んだことを覚え、定着させるタイプ)

解法パターンは・・・

鉛筆の本数x本を求めるときは、代金をxの式で表し、方程式をつくって解く!

このような「解法パターン」に当てはめたあなたはパターン重視型です。

鉛筆の本数をx本とすると、 合わせて15本だから、 ボールペンの本数は(15-x)本

鉛筆の代金は50円のx本だから、50x円

ボールペンの代金は90円の(15-x)本分だから、 90(15-x)円

代金は合わせて1030円だから、50x+90(15-x)=1030

この方程式を解くと、x=8

このときボールペンは7本となるからx=8は条件に合うぞ。

よって、8本だ!

パターン重視型のあなたは「解法パターンを活用し、問題を解く」勉強方法が合っています。

身近なことや経験、普遍的なことと結びつけたり、成り立ちの理由を考えたりすることで、この「記憶」の力を活かすことができます。

まとめ:教育は時代や子どもたちに合わせていくことが大切

「学習個性」に合わせた勉強法をご紹介しましたが、いかがでしたか?

画一的な指導方法は、「読み」「書き」「計算」のような基本的事項を教える場では通じる指導法ですが、基本ができた上の「個性」が芽生えてくる時期、【大きなデメリット】になります。

どの教育現場でも「個性を伸ばす指導」が優先されるべき時代になりました。

しかし、多くの教育現場では先生自身の主観的な成功体験に依存し、いまだに画一的な指導方法が主流です。

ご紹介した「教育」を「子どもたち」に合わせる勉強法、ぜひ参考にしてください。