中学3年生の夏休みは、高校受験に向けて基礎を固め、秋以降の模試や過去問につながる勉強を進める期間です。「一日中勉強しなければ」と焦る人もいますが、計画がないまま時間だけ増やすと、得意な教科ばかり進めたり、苦手を後回しにしたりしがちです。
夏休みの目標は、全範囲を終わらせることではありません。今の自分に足りない基礎を見つけ、毎日続けられる学習の形を作ることです。ここでは、受験生が夏休みに取り組みたい内容、1日の時間配分、計画が崩れたときの立て直し方を紹介します。
\ 夏休みの受験計画相談 /
横須賀ゼミナールでは、現在の内申・模試・苦手単元を整理し、志望校までの夏休みの学習計画を一緒に考えます。限られた期間で何を優先するか、計画が崩れたときの立て直し方をご相談ください。
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夏休み前に決めたい3つの目標
1. 苦手単元を具体的にする
「数学が苦手」「英語が苦手」だけでは、何から始めるか決まりません。通知表、定期テスト、模試、学校ワークを見て、どの単元で失点しているかを探します。数学なら計算・関数・図形、英語なら単語・文法・長文、理社なら用語・資料問題のように、苦手を小さく分けましょう。
夏休みは、苦手な単元を2〜3個選び、基礎問題からやり直すのに向いています。苦手科目を克服する方法を参考に、できない理由を見つけてから教材を選んでください。
2. 夏休み中に終える教材を決める
問題集を何冊も用意するより、学校ワーク、復習用問題集、夏休みの課題などから、本当に使う教材をしぼります。教材ごとに「いつまでにどこまで」「何回解き直すか」を書き出しましょう。
一日のノルマは、平常の予定や部活動を考えて決めます。予備日を作らずにぎりぎりの計画を立てると、予定が入っただけで崩れます。週に一度は調整日を用意し、遅れを取り戻す時間にしてください。
3. 生活リズムを固定する
夏休みは起床時刻が遅くなりがちですが、受験学年では午前の時間を使えるかが大きな差になります。起きる時刻、朝食、机に向かう時刻を大きく変えず、午前中に最も集中が必要な勉強を入れましょう。
夜遅くまで勉強して翌朝に起きられなくなるより、睡眠を確保して毎日続ける方が、長い夏休みでは成果につながります。
夏休みの1日を組み立てる例
午前:苦手教科の基礎を復習する
午前は、数学や英語など、考える力が必要な教科に取り組みます。新しい問題をたくさん解く前に、教科書の例題、学校ワークで間違えた問題、基本公式を確認しましょう。分からないところが出たら、問題番号と疑問をメモし、後で先生や塾に質問できるようにします。
数学が苦手なら、数学の基礎を固める勉強法を参考に、計算や方程式など前の学年の内容に戻ることも大切です。
午後:演習と解き直しを進める
午後は、午前に取り組んだ教科の類題や、理科・社会の暗記、夏休みの課題を進めます。演習では、答え合わせを後回しにせず、間違えた理由を確認してください。解説を読んで終わりにせず、答えを隠してもう一度解けるかを確かめます。
集中が続かないときは、25分程度の学習と短い休憩を繰り返します。ポモドーロ・テクニックを使った勉強法のように、始める時間と終わる時間を決めると、だらだらしにくくなります。
夜:暗記と翌日の準備に使う
夜は、英単語、漢字、理社の用語、復習ノートなどを短く確認します。寝る直前に難しい問題へ取り組むより、今日間違えたものを見直し、翌日にすることを決めてから休みましょう。次の日の最初の教材を机に置いておけば、朝のスタートが速くなります。
夏休みに優先したい教科別の勉強
数学・英語は積み上げを意識する
数学と英語は、前の学年の内容が次につながります。数学では計算、方程式、関数の基本を、英語では単語、基本文、時制や助動詞を確認しましょう。難問に進む前に、基本問題を迷わず解ける状態にすることが先です。
英語の復習に迷う場合は、英語の勉強法で、単語・文法・長文を分けた進め方を確認してください。
国語・理科・社会は「覚えたか」を自分で確かめる
国語は漢字や文法、読解の根拠を本文に戻る練習をします。理科と社会は用語を読むだけでなく、日本語から答えを言えるか、資料と結び付けられるかを確認します。一問一答で間違えたものを集め、翌日や数日後にもう一度確認しましょう。
暗記は短い時間を何度も使う方が続きやすいため、朝・夕方・夜のように分けるのもおすすめです。
計画が崩れたときの立て直し方
予定どおりに進まない日があっても、計画を全部あきらめる必要はありません。できなかった量を次の日にそのまま上乗せすると、さらに苦しくなります。まずは「絶対にすること」を一つにしぼり、残りは調整日に回しましょう。
週末に、できたページ数よりも、解き直しが必要な単元を確認します。勉強スケジュールの立て方を使い、目標を小さく書き直すと、夏休みの後半でも立て直せます。
まとめ|夏休みは基礎の穴を埋め、秋につながる習慣を作ろう
高校受験前の夏休みでは、苦手を具体的にし、使う教材をしぼり、生活リズムを整えることが大切です。午前に苦手の基礎、午後に演習と解き直し、夜に暗記と翌日の準備を入れると、無理なく続けやすくなります。予定が崩れても小さく立て直し、秋からの模試や過去問に向けて、できる問題を一つずつ増やしていきましょう。
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