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スマートフォンやタブレットを日常的に使用する子どもも増えている中、テクノロジーは子どもたちの教室にも不可欠な要素になりつつあります。
AIもその例外ではありません。
AIはArtificial Intelligenceの略で、「人工知能」を意味します。
今回は、人工知能は教育にどのように関わることができるのか、またそのメリットをご紹介します。
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AIが人間の代わりにはたらく未来?
人工知能とは、コンピュータを使って、学習・推論・判断など「人間の知能のはたらき」を人工的に実現したものです。
言わば、これまで得た情報を分析することで新たな働きをおこなう、という”自ら考える力”が備わっています。
そんなAIについて、2030年には49%の職業がAIやロボットで代替される可能性があるという研究報告が、野村総合研究所により発表されました。
参考:日本の労働人口の 49%が人工知能やロボット等で代替可能に(株式会社野村総合研究所)
その”失われる職業”として「銀行や役所の窓口」、「スーパーやコンビニのレジ」があげられますが、「教師」という職業があがるのは聞きません。
それは、受験のための各教科の学習のほかに、子どもたちの「主体性」や「自主性」、「コミュニケーション能力」、「リーダーシップ」など、テクノロジーでは再現できない”人間らしいあいまいな要素”を育む教育を、教師や学校は求められているからでしょう。
実際に、IT業界では、新卒の採用において、プログラミングスキルよりもコミュニケーション能力や発想力を重視する企業も増えています。
技術よりも、コミュニケーション能力や発想力を新たに習得させるほうが難しく、コストがかかってしまうからです。
技術は、人との会話や議論、そしてそこから生まれる発想力と掛け合わせることで、より大きな成果を実現します。
しかし、教師も安心はできません。
グローバル社会とされる昨今、今の子どもたちは社会に出た時に、世界中の優秀な人材と競わなくてはなりません。
彼らは、学力はもちろん、外国語やコミュニケーション能力、リーダーシップにも長け、コストも安い人材です。
今までのような教育をおこなっているままでは、今の子どもたちは彼らに競り勝てず、期待に応えきれない教師という職業もAIに取って代わられる未来もありうるのではないでしょうか。
学校教育へのAIの導入
その教師と子ども両方が抱える問題の解決の糸口として、まさにAIの教育現場への導入が注目されています。
毎日大量の仕事に追われる教師は、採点や評価づけまでおこなってくれるAIと仕事を分担することで負担が減り、子どもたちの人間性を育む教育に、今まで以上に力を入れることができるようになります。
また、AIが生徒から集めたデータを解析することで、教師は子どもたちの学習に足りない要素を見極めることもできます。
一方、子どもたちは、AIによって授業を効率化することで、これまで3年間かけていた学習を数か月で完了することが可能になるでしょう。
そうなれば、スポーツや楽器など自分の好きなことに費やせる時間も増えるはずです。
しかし、教育にAIを導入している学校はまだまだ少数、というのが実状です。
学習塾ではすでにAIが導入されている?
実は、大手学習塾である河合塾などではすでにAIを用いた学習が推進されています。
テレビでも取り上げられている「Qubena(キュビナ)」という人工知能型タブレット教材の導入です。
この「Qubena(キュビナ)」には、3つの特長があります。
- 一人ひとりのレベルに合わせた出題機能
- 圧倒的なスピード
- 質の優れた指導の実現と高い学習効果
一人ひとりのレベルに合わせた出題機能
子どもたちが問題を解くときに間違えると、その間違い方をAIが分析して、次はその子どもに最も適切なレベルの問題を出します。
「全然意味がわからない」、「すでに知っている」をAIが排除するのです。
“それぞれの子どものレベルに合った問題”を出すことで、少し考えれば解けそうという”ままならなさ”が子どもの意欲とモチベーションを刺激し、問題を正解したときの喜びが更なる学習のモチベーションの維持へと繋がるのです。
圧倒的なスピード
また、この教材を開発している株式会社COMPASS(コンパス)のCEOである神野元基さんは、独自の調査を行い、学校の授業時間は今よりも大幅に短縮できることを発見しました。
神野さん「1人の先生が30人の子どもに集団指導した場合、1人1人にとって意味のある時間は授業時間の1割しかないことがわかりました。たとえば60分の授業のうち、子どもにとって意味のある時間は6分。他の54分は既に知っているか、まったく意味の分からないことを先生から言われている時間です。だったら子どもたち1人1人に最も適切な教育が出来たら、10倍の速度で学習を終わらすことができて、その分未来の勉強ができると考えました。」
参考:世界初!AI学習なら一学年の数学は32時間で終わる 驚異の効率的勉強法
質の優れた指導の実現と高い学習効果
上でも触れたようにAIは、子どもが解いている問題、解答時間、正答率など学習データを、リアルタイムに収集・分析し教師にフィードバックします。
教師は子どもたちの学習に足りない要素を瞬時に把握することができるので、成績に反映させるために必要な学習指導を、的確におこなうことができます。
まとめ AI(人工知能)教育の今後は?
このようなAI(人工知能)による教育は、先生(人間)による指導というものを駆逐するものではありません。
人間の感情からでてくる心的行動要素で「心」がまだないAIには、子どもたちを“育む”ことはできないからです。
学校や塾という学び舎、そしてそこにいる先生(人間)、先生が展開する授業・指導というものはこれまで通り変わることはなく、これまで通り重要です。
しかし、それぞれに必要となる要素に、AI(人工知能)と先生(人間)それぞれの強みや特徴を最適化することで、これまででは実現ができなかった、生徒一人ひとりの特性に合わせた理想の教育システムを作り出せるということです。
現在、より理想的な学習支援システムの構築に期待が持たれています。