森友@横須賀ゼミナール

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テスト前に一夜漬け。夏休みの宿題は最終日に泣きながらやる。

できることなら自分の子どもには、このようになって欲しくないものですよね。

毎日少しずつでも勉強する習慣を身につけて欲しいもの。

そこで今回は、勉強する習慣をご家庭で身につけるため、市販ドリルの進め方についてご紹介します。

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子どもにあったドリルを選ぶ

1教科1冊に絞る

できれば5教科で1冊、多くても1教科1冊までに絞りましょう。

たくさんのドリルを山積みにされたら、大人でも尻込みしますよね。

全てのドリルをやり切れるかどうかもわかりません。

ドリルが終わった後に新しいドリルをまた買い足せば良いので、まずは1冊から始めてください。

カンタンでページ数の少ないものを選ぶ

子どもが「これなら1冊やりきれそう!」と思える分量とページ数のドリルを選んでください。

あまりに分厚かったり難しい内容だったりすると、子どもはやる気をなくしてしまうかもしれません。

まずは子どものやる気を削がないためにも、カンタンでページ数の少ないドリルを選びましょう。

ドリルの進め方

子どもが絶対に終わらせられる分量が目安

最初のうちは計算問題1問だけでも構いません。

その日のうちに子どもが絶対にできる分量が目安です。

どれだけ考えても分からない・どれだけやっても終わらないと、勉強がイヤになりドリルを見ることすら拒否するかもしれません。

お家で勉強する習慣のない子どもには、まず机に向かってドリルを開くことからはじめましょう。

勉強しやすい環境づくりも大切です。集中力の高まる環境を作ってあげましょう!

15分間隔で休憩を挟む

人の集中力は15分で途切れると言われています。小中高大と、多くの学校の授業が15分の倍数なのはこのためです。

家庭はどうしても集中力が途切れやすい環境ですので、15分間隔で休憩を挟むようにしてあげてください。

勉強に集中させたいからといって怒るのは、まったく効果がないのでやめましょう。やる気のおきない日もあります。

終わったら褒める・ごほうびをあげる

勉強の習慣がつくまでは、勉強したらごほうびをあげて気をひくのも良いでしょう。

その際だいじなのは、ごほうびを小ステップごとに区切ること。

例えば、

「ドリルを開いたらジュース1本」

「1問できたらお菓子ひとつ」

「全部解けたらゲーム1時間OK」

このように小ステップでご褒美を準備しておくと、たとえ全て終わらなかったとしてもごほうびがもらえるので、翌日以降も勉強を継続しやすくなります。

我が家では、その週に勉強した内容の確認テストに合格するとご褒美がもらえるシステムです。

どうしてもやらない子は

教科書を読ませる

科目はなんでも良いので、教科書を音読させましょう。

黙読ではほとんど頭に残らないので、音読させる方が良いでしょう。

教科書は

教育の機会均等を実質的に保障し、全国的な教育水準の維持向上を図るため

文部科学省:教科書Q&Aより抜粋

に使用されます。

各教育委員会で選ばれた優秀な参考書ですので、教科書を読ませるだけでも効果が期待できます。

YouTubeの学習動画を流し見る

初期費用が必要ないYouTubeの学習動画の流し見をオススメします。

市販のドリルにYouTube動画の解説が付いているものも多くなりました。

ドリルをやらない子どもにはYouTubeの解説動画を流し見させるだけでも、全くやらないより効果が期待できます。

ゲーム感覚でできる学習ソフトをやらせる

スマホやゲーム機を使って、ゲーム感覚でできる学習ソフトを使ってみましょう。

ハマる子はハマって、勉強時間を制限しなければならないほどに。

ドリルはやらないけどゲームが好きな子どもには、学習ソフトをやらせてみてはいかがでしょうか。

ペナルティを設ける

ごほうびではなくペナルティを設ける方法です。

「ドリル終わるまで外遊びはダメ」「問題が解けるまでゲーム禁止!」このようなペナルティが一般的です。

ペナルティはごほうびと表裏一体ですので、子どもの性格によって言い方を変えましょう。

「ドリルが終わったら外遊び行っていいよ」「問題が解けたらゲーム30分していいよ」どちらでも同じことですが、子どもによって受け取り方が変わりますね。

ただし、大きなペナルティは逆効果。「ちょっと嫌だな・・・」というぐらいが最適です。

まとめ 差がつかないよう子どものうちに対策を

1日5分たとえ1問であっても、毎日勉強をする習慣のある子どもとそうでない子どもでは、成長するにつれて大きな差が生まれます。

子どものうちに市販のドリルや、そのほかの方法で毎日勉強する習慣をしっかり身につけさせ、子どもの将来に備えましょう。