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目標を高く持ちすぎて、やる気が下がっていませんか?
「テストで良い点取るぞ!」「毎日家で勉強するようにしよう!」と目標を決めて、やる気を出す人も多いのではないでしょうか。
ただし、目標の持ち方を間違えると、逆効果となり、やる気が下がってしまうこともあります。
今回は正しい目標の立て方として
- SMARTの法則
- MACの法則
- 理想と現状の平均を取る
- 客観的視点を利用する
の、4つの目標の立て方をご紹介します。
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SMART(スマート)の法則
SMART(スマート)の法則は、目標の立て方を表した概念です。
これを利用すれば、目標を達成しやすくなります。
「自身がどのくらい目標に近づいているか」を実感しやすくなるため、やる気が落ちにくくなるからです。
SMARTは、Specific(具体的な)Measurable(測定可能な)Achievable(達成可能な)Related(関連している)Time-bound(期限が決まっている)の頭文字をとったものです。
この意味に沿って目標を設定すれば、達成しやすくなるでしょう。
例えば、いつも数学のテストで平均点以下をとるAさんがいたとします。
Aさんが最初に設定した目標は「テストで良い点を取りたい」。
しかし、これでは漠然としすぎています。
これをSMARTの法則に則って設定し直すと、「今度の期末テストで、数学で平均点+5点をとる」といった内容になります。
具体的になった分、「毎日これくらいの問題数を解こう」「今のうちにテスト対策を始めておこう」といった、解決策も思い浮かびやすくなるでしょう。
MAC(マック)の法則
MAC(マック)の法則も、SMARTの法則のような、目標設定のコツをまとめた概念です。
MAC(マック)は、Measurable(測定できる)Actionable(実行可能性がある)Competent(価値観に沿っている)の頭文字をとったものです。
測定でき、実行可能性があるというのは、SMARTの法則と似ています。
MACの法則の特徴は「価値観に沿っている」という項目。
というのも、自身の価値観に合っていないと、モチベーションが下がってしまうこともあるからです。
また、あなたが望んでいない目標を達成しても、幸福度が下がるのであれば、好ましくありません。
「○○高校に進学したい。でも、親からは○○高校を薦められている」ということもあるでしょう。
特別な事情があるかもしれませんが、受験だけに限らず「Competent(価値観に沿っている)」を通した目標を持つことをオススメします。
理想と現状の平均を取る
人は、自身の力を信じ過ぎてしまうことがあります。
例えば、「これくらい勉強したから、大丈夫だろう」「この大学なら受かるだろう」というふうに。
もちろん、それで上手くいくこともあるでしょう。
しかし、中には失敗した方もいるはず。
また、このように楽観的に考えた目標は達成されにくいとも言われているのです。
そこでオススメの方法が「理想と現状を2で割った目標にする」こと。
あなたが前回のテストで60点をとったとしましょう。
次回、100点が取られるならそれが1番良いです。
しかし、いきなり高い目標を掲げてしまうとモチベーションが下がってしまうこともあります。
それを防ぐために、(100点(理想) + 60点(現状)) ÷2 = 80点を目標にしてみましょう。
この方法を使えば、最初に立てた目標よりも、実現可能性の高い目標となっているはずです。
客観的視点を利用する
客観的視点を使って目標を立てるのも有効です。
オススメしたいのが「あの子が努力したら、何を達成できるだろう?」と考えること。
例えば、前回のテストで同じくらいの点数だった同級生を思い浮かべてみましょう。
彼が毎日勉強し続けると、次の定期テストでは何点取れそうでしょうか。
それがあなたが持つのに適した目標点数です。
競争心も湧くので、よりいっそうモチベーションが上がるでしょう。
まとめ この機会に目標を立ててみよう!
今回は目標の設定方法をご紹介しました。
目標は高すぎると、やる気が下がってしまうことがあります。
一方で、目標が低いと「もっと高い目標を持てば良かった」「もっとできたかもしれない」と後悔してしまうこともあるかもしれません。
そのため、今回ご紹介した方法を目標を立てる際の参考にしてみてください。
テストの点や勉強以外にも活かせるため、これを機に目標を設定してみてはいかがでしょうか。