森友@横須賀ゼミナール

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苦手科目を克服するときに大切なのは、気合いで長時間勉強することではありません。「どこで分からなくなったか」を見つけ、できる問題から順番に戻ることです。苦手を放置すると次の単元も分かりにくくなりますが、土台を一つずつ作り直せば、点数は立て直せます。

ここでは、中学生が苦手科目を見つけ、定期テストや高校受験に向けて克服していくための進め方を紹介します。

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苦手を教科名だけで終わらせない

「数学が苦手」「英語が苦手」だけでは、やるべきことが決まりません。テストや学校ワークを見直し、「計算の符号ミス」「一次方程式の文章題」「英単語」「疑問文」のように、できない内容を単元まで細かくします。

できなかった問題には、分からなかった理由を一言で残しましょう。知識が足りなかったのか、問題文を読み違えたのか、時間が足りなかったのかで、次の対策は変わります。原因が見えると、復習の範囲を必要なところに絞れます。

前の学年の基本問題へ戻る

積み上げ型の数学と英語は、今の単元でつまずいた原因が前の学年にあることも少なくありません。難しい問題を解き続ける前に、教科書や学校ワークの基本問題へ戻りましょう。

数学なら計算・方程式・比例など、問題を解く土台を確認します。数学が苦手な中学生の基礎問題の進め方を参考に、正解できる難易度から始めてください。英語なら、単語、be動詞・一般動詞、疑問文のように短い文から戻ると、英語が苦手な人の勉強法につなげやすくなります。

解き直しは「できなかった問題」だけを繰り返す

復習で一番避けたいのは、解ける問題も含めて最初から何度もやり直し、時間だけが過ぎることです。問題を解いたら、できなかった問題に印を付け、翌日・一週間後にもう一度解きます。

二回目も解けなかった問題は、答えを見る前に例題や教科書に戻り、どの手順で考えるのかを確認します。反復練習を続ける方法のように戻る日を決めると、苦手問題を放置しにくくなります。

目標は「平均点」ではなく、次の一問にする

最初から大きな目標を立てると、苦手科目ほど手が止まりやすくなります。「今日はワークを一ページ」「この単元の基本問題を三問」「英単語を十語」のように、すぐ終わる行動を決めてください。

小さな達成を積み重ねると、苦手科目に向かう抵抗が減ります。家庭で続ける時間を作りにくいときは、家庭学習を習慣にする方法を参考に、始める時刻と最初の課題を固定しましょう。

苦手科目の勉強を続けるための1週間の組み方

苦手科目は、一度に取り返そうとすると続きません。平日は10〜20分だけ基本問題に取り組み、週に3回できれば十分です。月曜日は前回できなかった問題、火曜日は教科書の例題、水曜日は休む、といったように、短い時間で予定を分けておくと始めやすくなります。

週末には、その週に印を付けた問題を解き直し、「できるようになったこと」と次に戻る単元を確認します。苦手な日でも、答え合わせだけ、英単語を5語だけでも構いません。学習をゼロにしない工夫が、苦手意識を小さくしていきます。

保護者は結果よりも、戻れた行動を認める

苦手科目を克服する途中では、すぐに点数が上がらないこともあります。保護者は「何点だったか」だけでなく、「間違い直しを終えた」「前の単元に戻れた」といった行動を具体的に認めると、学習を続けやすくなります。

教えることが難しい場合でも、テスト範囲や提出物を一緒に確認し、勉強しやすい環境を整えるだけで十分な支えになります。

まとめ|苦手は原因を分け、基本へ戻れば克服できる

苦手科目は、できない内容を単元まで分け、基本問題へ戻り、できなかった問題だけを解き直すことで立て直せます。焦って難問を増やさず、次にできる一問を決めて進めましょう。小さな復習を続けることが、定期テストと高校受験での得点につながります。