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暗記の仕方や語呂合わせ、数式の解き方など…世の中にはたくさんの勉強法で溢れていますよね。
これらは効率的にラクに勉強ができるテクニックですが、実は勉強する時間を見直すだけでも、勉強が格段にはかどります!
なぜかというと、時刻によって脳の活動状態が違ってくるからです。
今回は1日の時間帯ごとにオススメの勉強法をご紹介します。
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朝・昼・夜のオススメ勉強法はコレ!
早速、朝昼夜の時間帯でオススメの勉強法をご紹介します。
早朝は音読や基礎の計算
起床直後の勉強には、教科書の音読や基礎の計算問題がオススメです。
目覚めてすぐの時間帯は、脳がまだ覚醒していません。
野球などのスポーツをするときも、始める前に「準備運動」をしますよね。
脳も同じように勉強する準備が必要なのです。
起きてすぐは、音読やカンタンな計算問題で本格的な勉強の準備をして、脳を起こしてあげましょう。
朝は記述式問題やレポートの作成
脳のウォーミングアップが終わったら、記述式問題やレポート作成などクリエイティブな勉強を行いましょう。
この時間は脳のゴールデンタイムと呼ばれています。
ゴールデンタイムとは、睡眠をとることで記憶が整理され、新しい記憶を収納したり、創造性を発揮できる時間のこと!
思考力に優れ、集中力が最も発揮される時間帯ですので、考える問題を中心に勉強を進めてください。
昼は長文問題や一段上の演習問題
昼は眠気を取ってから、長文問題や応用問題のような複雑な問題に取り組みましょう。
午後は気力がみなぎる時間帯です。
集中力が途切れにくく、難しい問題にも取り組める時間帯なのです。
夜は暗記
社会や理科の単語や漢字の練習、英単語の学習は夜に行いましょう。
寝る前に行った勉強は、睡眠を経て脳に定着します。
覚えたいことは夜のうちに繰り返し練習すると効果的です。
逆に、考える問題を解くことはやめておきましょう。
アドレナリンが出て脳が興奮状態になり、寝られなくなってしまいます。
1日の脳の働きについて
時間帯によって何を勉強すべきかは分かりましたね。
次は、その理由を脳の働きを時間帯に区切って説明します。
朝:フル回転状態
脳科学者の茂木健一郎氏によると、起床後の約3時間は脳が最もよく働く時間帯だそうです。
朝の脳はトップスピードで働いています。
そのため脳を最大限働かせる必要がある勉強を行いましょう。
昼:眠気とやる気の両方が上がる
お昼ご飯を食べた後、眠くなる人も多いのではないでしょうか。
作業療法士であり13万部のベストセラー「あなたの人生を変える睡眠の法則」の著者でもある菅原洋平氏によると、人間の脳は起床から8時間後と22時間後に眠くなるそうです。
朝6時起床なら8時間後は14時ですね。
昼過ぎの眠気はどうしようもないものと割り切って対処しましょう。
眠気をスッキリさせるには「短時間の仮眠」が有効的です。
短時間の睡眠は「パワーナップ」と呼ばれていて、時間あたりに対する睡眠の効用を最大化する睡眠法です!
「昼休みの時間帯」に「30分以内」で「座ったまま」仮眠を取るのが良いのだとか。
昼休みに15分間の仮眠を取り入れることで、難関校への進学率が大幅に上がった例もあります。
昼間の眠気とうまく付き合うことで、成績をあげることにも繋がりそうです。
また午後の時間はドーパミンなどのホルモン分泌が活発になるので、気力体力ともにみなぎり、やる気が湧き上がってきます。
つまり昼の時間帯は、気合いが必要な長文問題や応用問題を行うのに適しています。
夜:睡眠前のお休みモード
朝に比べると思考力が落ちてくる時間帯です。
夜には脳もお休み前のゆったりモードになっています。
就寝前には睡眠を意識して脳を活用しましょう。
睡眠をとると、起きている間に集めた情報を整理し記憶として脳に定着させます。
そのため、定着させたい情報、つまり単語や漢字をインプットしましょう。
注意しておきたいのは「睡眠時間を削ってはいけない」ということです。
医学博士の石川善樹氏によると、統計的には1日7時間程度の睡眠時間が必要だそうです。
睡眠を取らなければせっかく勉強した記憶が脳に焼き付いてくれません。
夜中の勉強や一夜漬けに取り入れるのではなく、あくまでも就寝時刻までの勉強と割り切ってください。
まとめ 時間帯に適した勉強で効率よく学習しよう!
脳は時間帯によって様々な働きをしています。
ご飯に遊びに運動…忙しい学生にとって、勉強に使える時間は多くはありませんよね。
脳の働き方を知り、それぞれの勉強に適した時間帯を見極め、限られた時間の中で効率よく勉強しましょう。