「学習個性」に合わせた3つの勉強法

こんにちは。横須賀ゼミナールの森友(@yokosuka_semi)です。

今日、教育現場では「指導者中心の画一的な指導」から「子どもたちの主体性を尊重し個性を伸ばす指導」への転換期を迎えています。

そこで今回は、当塾で実践している「学習個性」に合わせた勉強法をご紹介します。

自分に合った勉強法がわからないと悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。

「学習個性」についてご存知ない方は、事前に以下の記事をご覧ください。

勉強の悩みが解決?「学習個性」ってなに?

2018.07.11
 

例題)方程式の利用

さっそくですが、皆さんはこの問題をどう考えますか(考えていましたか)?

【問題】1本50円の鉛筆と1本90円のボールペンを合わせて15本買ったところ、代金は1030円であった。鉛筆を何本買ったか。

これは、中学1年生で学習する「方程式の利用」に関する問題です。

これから「学習個性」に合った、個性を活かした考え方(学習スタイル)を説明します。

皆さんの考え方は、いずれかの「学習スタイル」に当てはまるはずです。

ご自分(お子さま)がどのタイプに当てはまるか、考えながら読んでみてください。

以下の内容をより理解するためにも、この問題を解いてからご覧ください。 

ゴール重視(全体を一度にとらえ、要点をおさえるタイプ)

問題文を方程式で表し、それを解いて答えを求める。

そのために・・・

  1. 鉛筆の本数をx本とおく
  2. 代金をxの式で表し、方程式をつくる
  3. 方程式を解く

このような「目的と方法」を考えたあなたはゴール重視型です。

鉛筆の本数をx本とすると、 合わせて15本だから、ボールペンの本数は(15-x)本

鉛筆の代金は50円のx本だから、50x円

ボールペンの代金は90円の(15-x)本分だから、90(15-x)円

代金は合わせて1030円だから、50x+90(15-x)=1030

方程式を解くと、x=8

このときボールペンは7本となるから、x=8は条件に合うぞ。

だから、答えは8本だ!

ゴール重視型のあなたは「目的を設定し、それから段取りを考える」勉強方法が合っています。

まず全体の構造や主旨を理解することから始めることで、この「全体把握」の力を活かすことができます。

プロセス重視(順を追って理解、処理するタイプ)

考える手順は・・・

  1. (1)鉛筆の本数をx本とおく
  2. (2)ボールペンの本数をxの式で表す
  3. (3)鉛筆とボールペンのそれぞれの代金の和を式で表す
  4. (4) (3)と合計の代金の値を『=』でむすんで方程式をつくる
  5. (5)方程式を解いて、解が問題の条件に合うか調べる

このような「考える手順」を考えたあなたはプロセス重視型です。

(1)鉛筆の本数をx本とおく

(2)鉛筆とボールペンを合わせると15 本であるから、ボールペンの本数は(15-x)本

(3)鉛筆の代金は50 円のx本だから50x円、ボールペンの代金は90円の(15-x) 本だから90(15-x)円

(4)代金は合わせて1030円だから、50x+90(15-x)=1030

(5)方程式を解くと、x=8。このときボールペンは7本となるから、x=8は条件に合う。よって、8 本だ!

プロセス重視型のあなたは「段取りを理解した上で、目的に辿り着く」勉強方法が合っています。

順を追って考えを積み上げることで、この「順次把握」の力を活かすことができます。

パターン重視(学んだことを覚え、定着させるタイプ)

解法パターンは・・・

(先生)
鉛筆の本数x本を求めるときは、代金をxの式で表し、方程式をつくって解く!

このような「解法パターン」に当てはめたあなたはパターン重視型です。

鉛筆の本数をx本とすると、 合わせて15本だから、 ボールペンの本数は(15-x)本

鉛筆の代金は50円のx本だから、50x円

ボールペンの代金は90円の(15-x)本分だから、 90(15-x)円

代金は合わせて1030円だから、50x+90(15-x)=1030

この方程式を解くと、x=8

このときボールペンは7本となるからx=8は条件に合うぞ。

よって、8本だ!

パターン重視型のあなたは「解法パターンを活用し、問題を解く」勉強方法が合っています。

身近なことや経験、普遍的なことと結びつけたり、成り立ちの理由を考えたりすることで、この「記憶」の力を活かすことができます。

まとめ:教育は時代や子どもたちに合わせていくことが大切

「学習個性」に合わせた勉強法をご紹介しましたが、いかがでしたか?

画一的な指導方法は、「読み」「書き」「計算」のような基本的事項を教える場では通じる指導法ですが、基本ができた上の「個性」が芽生えてくる時期、【大きなデメリット】になります。

どの教育現場でも「個性を伸ばす指導」が優先されるべき時代になりました。

しかし、多くの教育現場では先生自身の主観的な成功体験に依存し、いまだに画一的な指導方法が主流です。

ご紹介した「教育」を「子どもたち」に合わせる勉強法、ぜひ参考にしてください。

森友
横須賀ゼミナールでは、お子さまの「学習個性」を科学的に診断できます。入塾案内・学習相談・無料体験は随時受け付けています。お気軽にお問い合わせください。

横須賀市の地域紹介

神奈川県の南東部にある三浦半島の横須賀市は、東側は東京湾、西側は相模湾に接しています。

横須賀市には、JR横須賀線、京急線が通っており、都心部へのアクセスも良いことからベッドタウンとしても人気を集めています。

横須賀は、幕末にペリーが来航した歴史ある地であり、江戸時代から軍港都市として栄えており、「米軍基地のある街」としても親しまれています。

東京湾に浮かんでいる唯一の無人島である「猿島」は、観光スポットとして人気があり、海水浴やバーベキューを楽しむ人でにぎわっています。

坂が多いものの温暖な気候が特徴で、夏祭りや花火大会などの各種イベントも多く、自然を感じながら文化にも触れられる注目のエリアです。

ABOUTこの記事をかいた人

神奈川県の学習塾で勤務し、集団授業形式の小学生~中学生の文系科目を主に担当。小学生~高校生の個別指導、教室長として教室運営を経験しました。画一的な指導ではなく、一人ひとりの子どもにあった学習指導を実現するため、平成24年、横須賀市に「横須賀ゼミナール」を開塾しました。一人ひとりに目が行き届き、一人ひとりと向き合える教育を実践しています。