森友@横須賀ゼミナール

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高校受験が近づくと、問題集やプリントが増え、「どこを復習すればよいか分からない」と感じやすくなります。この時期に新しい教材を何冊も増やすより、間違えた問題と覚え直す内容を一冊に集めた復習ノートを作る方が、限られた時間を使いやすくなります。

復習ノートは、きれいにまとめるためのノートではありません。本番前に自分の弱点をすばやく確認し、同じミスを減らすための道具です。ここでは、中学3年生が今から作れるノートの内容と、教科別の使い方を紹介します。

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復習ノートを作る目的

できないことを見える形にする

受験勉強では、解いた問題の数だけでは、何が苦手なのか分かりにくいものです。模試、過去問、学校ワークで間違えた問題をそのままにすると、同じ理由で失点することがあります。復習ノートに「何を間違えたか」「次はどう解くか」を残しておけば、見直す場所がはっきりします。

すべての問題を写す必要はありません。自分が何度も間違える型、公式や語句を忘れやすいもの、解けたが時間がかかったものにしぼることが大切です。

直前期に開ける量にする

分厚いまとめノートを作ると、完成する前に時間がなくなります。1ページに一つのテーマ、または一回のテストで見つかった弱点だけを書くようにすると、後から見返しやすくなります。余白を残し、同じ単元で新しいミスが出たら追記しましょう。

「ノート作り」が目的にならないように、1日15〜20分を目安にします。問題を解く時間を減らしてまで装飾する必要はありません。

基本の作り方

1. 間違えた理由を分類する

問題を解き直した後、原因を短く書きます。たとえば「公式を忘れた」「問題文の条件を読み落とした」「単位を書かなかった」「英単語の意味を取り違えた」などです。答えだけではなく原因を残すことで、次に注意することが分かります。

計算のミスが多い場合は、途中式を省いていないか、符号を確認しているかを見直します。計算ミスを減らす方法も使い、自分のミスの型を決めておくと改善しやすくなります。

2. 解き方を自分の言葉で一行にする

数学や理科の問題なら、「まず図を書く」「比例の式を作ってから代入する」のように、解き始める手順を一行で書きます。社会や国語の記述なら、「資料の変化を先に言い、その理由を続ける」といった答え方の型を残します。

解説をそのまま写すより、自分が次回に思い出せる言葉で書くのがポイントです。後でノートを見てすぐに再現できなければ、説明を短く書き直してください。

3. 日を空けて解き直した日を記録する

ノートに書いたら終わりではありません。翌日、数日後、テスト前に同じ問題を解き直し、できた日付に丸をつけます。何回も間違える問題は、問題番号や要点をノートの目立つ場所に移します。

繰り返しのタイミングを決めると、分かったつもりを減らせます。反復練習のコツを参考に、短い間隔から復習を始めましょう。

教科別の書き方

数学:問題の型と途中式の注意点

数学では、間違えた問題を全部写す必要はありません。問題の種類、使う公式、最初の一手、間違えやすい計算をセットで書きます。図形なら図を小さく描き、どの角や辺に注目するかを示します。関数なら、表・式・グラフのどこから考えるかを残しましょう。

公式だけを並べたノートではなく、問題を見たときに使い方を思い出せるノートにすることが大切です。

英語:単語だけでなく文の形を確認する

英語は、意味を忘れた単語、間違えた語順、時制や助動詞などを短い例文と一緒に書きます。単語帳のように単語だけを増やすより、本文や問題で実際に出た文を一文残す方が使い方を思い出しやすくなります。

英語の勉強法を参考に、声に出す、書く、問題で使うという確認を組み合わせましょう。

国語・理科・社会:説明できない用語を集める

国語は漢字、文法、本文を読むときの根拠、理科と社会は用語の意味や資料の読み取りを中心にします。「見れば分かる」語句こそ、何も見ずに説明できるか確かめましょう。似た言葉との違いを横に書くと、選択問題で迷いにくくなります。

過去問・模試と組み合わせる

復習ノートは、過去問や模試を解いた後に最も役立ちます。点数だけを見て終わらせず、失点した問題を「知識」「解法」「時間配分」「読み違い」に分けます。同じ分野の問題を一問解き直し、ノートに要点を足してください。

過去問を活用するメリットと進め方を確認して、過去問は直前の腕試しだけでなく、弱点を見つける教材として使いましょう。

ノートを作りすぎないためのルール

復習ノートは、見やすくしようとして時間を使いすぎると、問題を解く時間が減ってしまいます。色は一色か二色まで、問題は番号か短い要点だけ、1ページは10分程度で終えると決めると、受験勉強の中心がノート作りになるのを防げます。

同じ内容を別のページへ何度も写す必要もありません。できるようになった問題には丸をつけ、何度も間違える問題だけを残すことで、ノートが本番前に本当に見るべき内容へ絞られていきます。

まとめ|復習ノートは「今の自分が間違えること」を集めよう

受験直前の復習ノートは、教科書を写し直すものではなく、自分が何度も間違えることを集めるためのものです。原因、解き始める手順、解き直した日を短く残せば、直前期の見直しが速くなります。新しい教材を増やす前に、これまで解いた問題から自分専用の復習ノートを作り、できないことを一つずつ減らしていきましょう。

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